マカオのお土産売りのおばあさん |
|
| 湯船につかりながら考え事をしていると連想ゲームのようにいろんなものが頭に浮かんでくる。ブロッコリーが食いたいと考えていたら 中国産は嫌だ→ペンキ事件→貧富の差と発展し、マカオの港にいたお土産売りのおばあさんのことを思い出した。
もう10年以上前のことで現在では状況が一変しているかも知れないが 台湾やマカオでは日本人観光客と見ると近寄ってきては土産品の 押し売りをする中国人をよく見かけた。 ベルトとかルームミラーにぶらさげるような大きさのぬいぐるみとか、 そんなものを両手にかかえてやってくる。 面白いのは個数に関係なく売値が固定されていることで、どこでも何でも1000円だった。ベルト売りは「10本シェンエン!」と叫びながら私のそばを 離れずについてくる。そのうち根負けしたのか12本シェンエン、15本シェンエンとだんだん数が増してくる。何本まで増えるか試してみればよかった。
マカオの港にいたのはぬいぐるみ売りのおばあさん。おばあさんは失礼 かも知れないが女性であった。両手に抱えきれないほどのぬいぐるみを 突き出してシェンエンシェンエンと叫ぶのである。 持ち帰るのがたいへんと思い無視して通り過ぎたが、今にして思えば いくらにもならない利益を日々の糧にしていたんだろうな。気の毒なことを したようにも思えてきた。買ってあげればよかったかな、でも別の売り子が 後から同じように売りに来ても買ってあげただろうか。ひとりだけ買ってあげて他は知らん振りということはきっとできなかったと思う。
こんな性格だと途上国への旅行は控えたほうが良いのかなヽ(´ー`)ノ
| |
|
4月10日(火)11:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生活 | 管理
|