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毒男による毒男な日々
 



2008年1月23日を表示

FMV-655NU8C/Lの2個1

■ジャンク漁りをするときまず目のいくのは何でしょうか。ジャンクそのものに注目するのはもちろんですが、安価であるからこそのジャンクです。私はまず売値に注目してしまいます。とは言え、高い100円もあれば安い1万円もあります。そのへんはケースバイケースで。

■しばらく前に購入したまま放置してあったFMV-655NU8C/L(cel 550MHz 14.1インチXGA)を手直ししてみることにしました。写真にあるようになんと300円!。売価に釣られて手にとってみるとLANコネクタ破壊、ポインティングデバイス(フラットポイント)無し、筐体裏面一部破損とあまり状態は良くありません。しかし液晶が割れていたりキーボード欠けなどの瑕疵はありません。スペック的にはいまさらですが、いじくってみる分には面白そうです。



■パームレスト周辺がのぺっとしているのは見慣れないせいもあって不自然な気がします。機能的にもマウスを接続しなければならないのは面倒ですしね。


■ニコイチ部品取り要員として使ったのがEnterで買ってきた下半身です。使うのはポインティングデバイスとLANコネクタぐらいなので不動でも構わないのですが、とりあえず電源を入れてみました。外部モニタを接続してBIOSまでは動作確認できました。ある意味本当のジャンクで、バッテリ無し・状態表示LCD一部黒ずみ・HDDコネクタ/マウンタ無しというシロモノ。


■それぞれをバラして組み直しました。ねじ山を潰さないよう慎重に。ねじは筐体裏側だけでなくキーボード下にも1本あります。組み立てが済んだらメモリを装着して電源を入れます。ところがここでアクシデント発生!BIOSが立ち上がる前に「メモリ動作周波数が確認できません」というようなメッセージが出ました。なんだろう、こんなメッセージは見覚えがありません。ちゃんとPC100のメモリを挿しているのにな。

■BIOSで認識してはいるもののOSインストールもうまく行きません。メモリを交換してもだめです。そこで、もしかしたらと思ってスロット1と2のメモリを逆にしてみたところ、メッセージも出ずOSインストールも滞りなく行えました。意味があるとは思えないのですが・・・。立ち上げてみると液晶は普通に映っています。

■今回ポインティングデバイスの追加は簡単に行えましたが改造途中で不安に思ったことがありました。ジャンクいじりを始めて間もない頃、CDDの無いDynabookにCDDを追加しようとして失敗した経験を思い出したのです。その機種はCDDの部分にメクラ板がはめてあり、これを外してCDDを装着しようとしたのです。ところが分解し終えたところ、マザーボード上にCDDコネクタはありませんでした(^-^;) Dynabookがたまたまそういう設計であったのか、追加できる機種であればダミーが装着されているのか、今回はうまくいきましたがモデルによっては失敗することを肝に銘じておくべきと改めて思いました。



1月23日(水)16:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | ジャンク | 管理


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