('A`)なblog
 
毒男による毒男な日々
 



2008年11月15日を表示

パイルアップ時の応対

 FO-29経由でXU7CJAを呼んでいた局の中にはずいぶんひどい呼び方をした局がいたようです。人生もハム歴もじゅうぶん長いその局はハム界における信用を失ってしまったかもしれません。まぁ衛星通信というマイナーな分野の出来事ですから大勢に影響ないですかね('A`)。いまや年の功よりもスッポンの甲羅のほうに値打ちがある時代のようです。そういうデタラメ運用の局は放っておき、パイルアップ時のDX側と呼ぶ側の応対をもう一度確かめてみました。

 コール一発ツモなら何も問題はないのですがミスコピーあるいは一部が取れなかった場合、どのように対応すれば良いでしょうか。ここではJA(JA1AN)がDXを呼びJA1ADとコピーされた場合を想定してみます。モデルはCW-QSOですが基本的にフォーンも同じです。
JA : JA1AN
DX : JA1AD 5NN
JA : JA1AN AN 5NN BK
ここでDXはJAのコールをJA1ANに訂正できたとします。その場合DXはコールを復唱するべきです。
DX : JA1AN R TU
TUを返すだけではDXがコールを訂正してくれたのかどうか、JA1ANにははっきり分かりません。そのためJA1ANは不安を払拭できないまま我慢するか、さもなくば再び呼び回る羽目になります。

 次に、DXがJAのコールをまだ確定できないときは
DX : JA1AN ?
と打ってきます。そのときJAは、DXの判断を認める内容だけを打てば良いのです。
JA : YES
YESの代わりにC(Confirm/Correctの意)でも構わないのですが、DXのスキルによっては通じないことも考えられますので臨機応変に。YESを送れば済むことでコール送出は不要です。また、YESを送らずコールだけを送出すればDXはミスコピーだと思い更に緊張してコール確認に努めてしまいます。
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 このようなやり取りは実際に運用していなければできるものではありません。後になって「あのときこう応じれば良かった」と反省しても、文字通り後の祭りです。
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 さて、天に向かって唾を吐くことにならないよう気をつけなくちゃ。



11月15日(土)14:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | アマチュア無線 | 管理


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