干し芋に適する芋と適さない芋 |
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| 干し芋に使う芋はタマユタカという品種が一般的です。一般的なさつまいもに比べ皮が白っぽいのが特徴。干し芋には長さ20cm、太さ8cm程度の大きさのものが最適です。一見大きすぎるように思いますが、蒸して乾燥させることでだいぶ縮みます。 干し芋にするには小さすぎるサイズの芋は蒸したあとスライスせず皮をむいたらそのまま乾燥させます。これを丸干しといいます。普通の干し芋(ひら といいます)よりも柔らかくて私は好きなのですが、実は丸干しは出荷までにたいへん手間のかかる生産者泣かせのものなのです。日持ちしないので小売店に並ぶことはあまりないようで、どうしても手に入れたい場合は干し芋農家に直接出向いてみるのが良いでしょう。 芋は機械と違って農産物ですので当然のことながら大きさや形はまちまちです。中にはカボチャのような形状の芋もあります。大きめの芋は種芋にできるのですが大きくなりすぎた芋(写真)は種芋にはできず干し芋にも不向きです。蒸しても糖化せずおいしい干し芋にならないので残念ながら畑の肥やしにしかなりません。
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11月1日(日)23:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生活 | 管理
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