パドルキットの組み立て |
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| ハムフェアで購入したパドルの組み立てレポートです。ハンダ付け不要(意外とネックになる点なので念の為)、+ドライバとペンチがあればできます。説明書を頼りに組み立てて微調整をしても1時間あれば完成するでしょう。 組み立て方は添付説明書の他、キットを頒布しているJA1UXRさんのサイトにたいへん詳しく記述されています。http://www.ikegami-net.com/TAKAO/HAM/1st.html ページ順に進めれば決して難しくはないのですが、サイトにも書いてあるようにパドルは左右対称になるのでつまみの取り付けを逆にしないよう注意が必要です。右を組み立てたらそれを参考に左を作れば良いでしょう。もし間違えたとしてもネジを締め直すだけなのですぐ修正できます。 ネジはきっちり締めておく部分と組み立て後の微調整のために多少緩くしておいたほうが楽なものとがあります。ベース板に取り付けるロングナットと蝶番に付ける3穴平版はきっちり固定しておきます。
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| 微調整が済んで完成したものと現用のベンチャーパドルを並べてみました。ベンチャーに比べるとひと回り小ぶりです。また写真をご覧になっておわかりのように、ベース板の高さ(厚み)がかなり異なっています。ゴム足もありません。 ベース板はABS製でかなり軽量なため移動運用にはもってこいですがこのままではキーイング時に動き回ります。そこでテーブルに固定するために使うのがパドルの前に置いてあるゴム粘土です。これをベース板の裏側に貼ります。チューインガムのような手触りです。
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| ゴム粘土を米粒ほどの大きさにちぎって四隅につけテーブルに押し付けます。これで動かずしっかりと固定できます。テーブルからはがした際にゴム粘土がテーブルにくっついてしまうこともあるので、その場合は忘れずにベース板へ戻しましょう。テーブルに固定したりはがしたり数回試してみたのですが粘着力は弱まらないようです。 中央に溝のように見える部分はパドル接点のロングナットからコモン端子への配線です。すずメッキ線をネジに5、6回巻きつけただけです。線材は長めなので適宜カットしてください。 簡単に組み立てられますしじゅうぶん実用になります。クラブなどの製作会にも適したキットだと思います。
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8月26日(水)00:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | アマチュア無線 | 管理
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